こんばんは、読書大好き、
ブックス滝川@マネテク!です。

最近、自分が管理する組織全体として
結構仕事量がキャパシティの限界に近づいており、
何とかしたいなぁと思っていたところ、
ちょうど以前図書館で予約を入れていたこの本の準備ができたので、
早速読んでみました。

「プレーイング・マネージャー」になってはいけない

著者の出口治明氏はライフネット生命の会長。
元々は日本生命にいた人なんですね。
なお、副題は、 『「プレーイング・マネージャー」になってはいけない』です。
はい、管理人は完全になってます(笑)。

というわけで、さっそくですが気になった部分を抜き書きしてみたいと思います。

いい上司への一歩は、マネジメント能力の限度を知ること

どれほど優秀な上司でも、「部下の仕事に首を突っ込もう」「一つひとつ細かく確認しよう」「積極的に手伝おう」とすると、目をかけられる部下の人数は、「2~3人」が限度です。

部下全員の仕事を把握しようというのはおこがましいことなんですよね。
まずはそこを理解することから始める必要があると思い知らされました。

役職ごとに「権限の範囲」を明確にする。

ひとたび権限を委譲したら、その権限は「部下の固有のもの」であり、上司といえども口を挟むことはできない。

部下に仕事を任せるときには、「権限と責任を一致させる」ことを忘れてはいけません。

部下が安心して仕事に取り組めるようにするためには、
権限の範囲を明確にして任せることが重要だそうです。

「部下を育てる基本は、責任を持たせること」

部下の成長を望むなら、めいっぱい考えさせること。時間が許すかぎり、何度も「やり直し」をさせるべきです。

責任を持たせることでしか成長しない、ということですね。
責任を持ちたくない、という人も多いようですが…(笑)。

自分で抱えてしまう人の3つの特徴

1.「人間の能力や使える時間は有限である」ことがわかっていない
2.部下の仕事が「60点」では納得できない
3.判断のスピードが遅い

『仕事ができる上司は、「球離れ」がいい。』とも書かれていました。
抱えないことが大事、ということですね。
ボトルネックにならない、というか。

部下を動かす3つの方法

1.上司を好きにさせる
2.圧倒的な能力の違いを見せる
3.必死に働いている姿を見せる

1.や2.は難しいので、普通の人は3.を狙うのがよいようです。
少なくともサボってばかりいる姿を見せるのはダメですよね…。

部下に「100%力を発揮してもらう」のは、間違いである

「おまえ、60歳にもなって、まだそんな子どもみたいなことを言っているのか。100の力で働いたら、1週間で疲れてしまうやないか、アホ」
「人間って、普段は、30か40の力で働いているのだから、50で働けば十分や。だからはじめは、みんなが50くらいで働いて、1年、2年と少しずつ時間をかけて、50を55に、55を60にしようと考えるのが経営者や。いきなり社員に100%の力を発揮してもらおうって、そんなガキみたいなことを言ってはアカン」

これは目からウロコというか、ツボでした。
100を求めるのは間違っているんですよね。
理想として100を掲げるのは決して間違っていないと思いますが、
それを目標のレベルに落とすと必ずどこかで無理が出てくる、
というのは経験的にも真だと思います。

1冊の古典はビジネス書10冊に勝る

以下の本が紹介されていました。
さっそく購入しました(笑)。

・方法序説
・アメリカのデモクラシー
・想像の共同体
・韓非子
・ニコマコス倫理学

「必死に仕事に打ち込む」ことは、原則として、自発的であるべき

実際に、言ってやらせるのは無理だと思います。
自発的にやるように持っていくしかないです。

「残業を」減らす(なくす)ためには、評価基準を変える

「何よりも大事なのは、労働生産性の向上であって、残業時間は評価の対象にならない」ことを明確にすべき

部下を動かすには、評価基準を明確にするべきだと以前から感じています。
サラリーマンなので、評価の基準が明確であれば
基本的にはそれを達成するための動きをします。
信賞必罰ですよね。

リーダーの条件

1.強い思い
2.共感力
3.統率力

リーダーは、強い思いが大事ですね。
信念を持って、繰り返し繰り返しそれを説くこと、これが大事だと思います。

仕事を任される側のメリット

1.存在価値が認められ、やる気が出る
2.成長する(視野が広がる)
3.責任感が身につく

1.はロサダの法則という法則に基づいてそうようなのですが、
ロサダの法則の本質的な意味は、
一人ひとりをリスペクトすること、肯定的なシグナルを送ることだそうです。

つまり、不出来な社員は褒められなくても、
肯定的なシグナルを送ることはできるはず、ということになります。

正直、褒めるところがなかなか見つからない部下もいると思いますが、
肯定的なシグナルを送るだけならすぐできるはずです。

上司は、できるかぎり「感情の起伏」を抑えたほうがいい

とくに「好き嫌い」と「怒り」は、表に出しすぎないようにしましょう。

時には感情的になってしまうこともあるので、反省してます。
意識することが大事だと思います。

どんな部下でも、信頼したほうが得

結局のところ、そういうことなんですよね。
きちんと頭で理解して、感情をコントロールすることが肝要だと思います。

部下を持ったら必ず読む 「任せ方」の教科書
★★★

星の基準
★★★★★ 手元に置いて何度も読み返したい名著 買って配りたい
★★★★ また読みたい、いい本。他人に勧めたい
★★★ よい本だった。また読むかは微妙。
★★ 読む価値のある部分もあるが…。また読むことはなさそう。
★ 時間の無駄だった。