こんばんは、定年が楽しみな
定年滝川@マネテク!です。

単純に仕事するのが嫌いなだけで定年を楽しみにしているわけですが(笑)、
この本を読むと、定年後の毎日は楽しいばかりでもないようです。

というわけで、図書館で借りて読んでみました。


自称、平均的な定年退職車の著者が、
定年後の生活をリアルに描いた、という趣旨の本です。

例によって気になった点を抜書きします。

「充実した人生」も「自分を表現したい」もウソくさい言葉である。高齢者向けの番組でNHKのアナウンサーが締めに、「みなさん、これからがほんとうの人生ですよ!」といっていたが、そんなわけはないのである。今までだって「ほんとうの人生」だったのだ。「幸せになりたい」も「自己実現」もただの決まり文句でしかなく、そんなわけのわからんもの、現実には成立しないのである。

確かに。

答えを知る必要のない質問はするな

自分の老後のオススメの生き方を他人に聞くなんてナンセンス、
ということです。

五木がいうのは、すべてを「あきらめる」ということである。国のみならず、家族、家庭、夫婦、人脈などに「頼る気持ちを捨てる」。「高齢者に優しい社会などない」と覚悟する。健康など「幻想」だ、善意は報われないとあきらめる。良きことは報われない、愛も報われない、人の想いは通じない。

親鸞の生き方を踏まえた言葉のようなのですが、
驚くほど、アドラー心理学にそっくりです。
いわゆる「課題の分離」ですね。
普遍的な真理、ということなのかもしれません。

定年後のリアル
★★

星の基準
★★★★★ 手元に置いて何度も読み返したい名著 買って配りたい
★★★★ また読みたい、いい本。他人に勧めたい
★★★ よい本だった。また読むかは微妙。
★★ 読む価値のある部分もあるが…。また読むことはなさそう。
★ 時間の無駄だった。