こんばんは、嫌なこともそれなりにある、
社会人滝川@マネテク!です。

人間ドックでも胃炎とか胃のポリープとか、
そんな感じです(他は概ね健康)。

本の内容をひと言で表すと、
「脳が記憶を思い出すメカニズムを理解すれば、
 嫌なことが長期記憶化し、トラウマ化することを防ぐことができる」
というものです。

というわけで、さっそくですが気になった箇所を抜き書きしてみたいと思います。

(嫌な記憶を)引っぱり出せなくするためには、引っぱり出すためのインデックスをなくしてしまえばいい

前頭前野は扁桃体や海馬よりも優位にあるので、
前頭前野のパターンを変えればよい、ということです。

時間はいつも未来から流れてくる

過去は未来を制約しているわけではない、ということです。

私たちは記憶を自分に都合よく、ときには自分にわざわざ都合悪く書き換えて、記憶していることも多々あるわけです。

記憶はウソをつく、ということです。

いかに過去の記憶に苦しめられているといっても、それは自分に都合が悪いように統合したから苦しんでいる、ということなのです。このように記憶を統合しているのは自分の脳ですから、つまるところ、自分自身が悪いのです。

人間の記憶は、過去の記憶の断片を、
思い出すたびに都度再構成しているため、
思い出す記憶は毎回同じものにはならないそうです。
つまり、自分でコントロールできる、ということになります。
過去の出来事を楽観的に捉えるだけでも
記憶の内容がかなり変わるといいます。

イヤな体験を評価し、前頭前野を働かせることをくり返していると、「許せない!」「嫌だ!」という情動がものの見事に鎮まっていきます。

一つ上の抽象度のゲシュタルトを作る、と表現されていますが、
要は感情的にならず、「自分のせいかもしれない」と考えて
自分にできること、同じ状況にならないようにすることに目を向けると、
情動が消えていく、ということです。

心から自分が望んで選択したことからは、決して後悔は生まれません。

うまくいかなくても、それがベストの選択肢だった、
と信じることができれば後悔はしない、ということです。

現実の結果よりも良い結果を想像して後悔するというのは、人間が抱くさまざまな後悔に共通しています。

→後悔そのものに意味はない、ということです。

記憶とのつき合い方の基本は、
◇「結果論で過去の出来事を後悔しない」
◇「前頭前野を働かせ、それを評価する」
◇「前頭前野側からの介入に上達する」
◇「わざわざ自分に不利になるように統合しない」
◇「後悔は無意味ということを知る」
◇「過去の記憶は全て娯楽にする」の以上6つです。

エフィカシーを上げることが重要です。

お釈迦さんは、煩悩を持つ人間はありのままの世界を見ているわけではないということを、およそ2500年もの昔に看破しました。

自分が物理世界だと思っているものも、認知科学上はすべて仮想なのです。

マスメディアが人のエフィカシーを狂わせる

マスメディアによる印象操作、刷り込み等は、本当に危険だと思います。

前頭前野のパターンになってしまうほどたくさんの、自分が重要だと思う情報が、外から刷り込まれていることが原因なのです。

情報過多が現代人のイライラの原因、とされるのに対し、
情報が押し寄せること自体が原因ではない、としています。

刷り込みによってつくられた自我によって、私たちはあらゆることで踊らされています。

→アメリカの3S政策という、スポーツ、セックス、スクリーンを与えておけば、
国民は考える能力を奪われ、統治が楽になる、という政策があったそうです。
サッカーをやったこともない人間がサッカーの日本戦で熱狂するのも、
電通に踊らされている、と書いています。

テレビを捨てましょう

→テレビを捨てて1か月もすると、自分にとって
重要なことがどんどん変わっていくのを実感できるそうです。

(うつ病になった人は、)「まずいことになった。どうしよう」と心配しながらも、無意識では「しめた!」と思っています。
病院で診断を受ければ、堂々と会社を休む理由が生まれるし、いま抱えている仕事も誰かに肩代わりしてもらうことができるからです。
うつ病という診断は、会社においての錦の御旗です。
周囲の人は労ってくれるし、誰も「明日朝までに仕事を仕上げてこい」とはいわなくなります。具合が悪いといって長期間休んでも文句をいわれないし、その間の給料も保証されます。
仕事がホトホト嫌になったビジネスパーソンにとって、これほど好都合なことはないわけです。

ちなみに、会社を辞めるとうつ病はとたんに治ることが多いそうです。

うつ病の原因は、そのほとんどが自分の中にあります。
「上司が悪い」とか、「会社の方針が悪い」とか、「家庭環境が悪い」などと他人のせいにしているかぎり、うつ病は治らないのです。

これまでうつ病というと、
触れることがタブーのように思っていた面もありましたが、
苫米地氏の指摘は全てのケースに当てはまるとは思わないももの、納得的でした。

自分の中にあらかじめアンカーとトリガーの仕掛けをつくっておくことは、イヤな記憶をふいに思い出してしまったというようなときに、扁桃体の増幅効果に対処できる、とても簡単で優れた方法です。

これをやっておくと、どんなにイヤな記憶でも、
プラスの情動と結びつけることができるそうです。
このテクニック、ポール・マッケンナのあれと一緒ですね。

「イヤな気持ち」を消す技術
★★★

星の基準
★★★★★ 手元に置いて何度も読み返したい名著 買って配りたい
★★★★ また読みたい、いい本。他人に勧めたい
★★★ よい本だった。また読むかは微妙。
★★ 読む価値のある部分もあるが…。また読むことはなさそう。
★ 時間の無駄だった。