こんばんは、為替大好き、
ミスター円安・滝川@~マイレージ・クレジットカード~ マネーテクニック!です。

一時期に比べると、だいぶ円安が進んできましたね。
1ドル78円くらいの時に200万円ほど投資してもよいかな、という資金があったので、
FXでレバレッジ10倍で20万ドルくらい買おうと思ったことがありました。
いろいろシミュレーションした結果やめたのですが、
1ドル90円で売却すれば、240万円も儲かったんですよね。
…つまり、考えたり言ったりするのは簡単ですが、
実際に自分のお金を投資するのはとても高い壁があるということです(笑)。

というわけで、以前からなんで円高になるのかよく分かっていなかったので、
図書館で予約して読んでみました。


例によって、気になったポイントをメモしておきたいと思います。

円と国債は極限まで大きくなったバブル。実体経済を反映していない。
実体経済を反映していないのは、日本が社会主義国家だから。
つまり、政府による規制や人為的な介入が強すぎて、市場経済が機能していない。
実体経済を反映すれば、本来はもっと円安になるはず。
実体経済にあわせて為替は「動くべき」だが、
「安定させる(=動かなさい)」政策を取ってきたのが間違い。

確かに、市場が十分効率的に機能するのであれば、「神の見えざる手」のごとく、
うまいこと調節されるはずです。
実は管理人も最近リバタリアニズムに傾きつつあります
(フリードマンの資本主義と自由を買いました(笑))。

もう1つの理由は、日本人が海外投資をしないから。
世界中の高利回り商品には目も向けず、
急落した株式や低金利の国債を買い続けている。

管理人的には、最近「いつかはゆかし」が気になっています…。
入会するような気がしてきています(笑)。

資金を海外に還流するシステムが機能していない一方で、
経常黒字を円に転換する、つまりドル売り円買いの圧力が強いため、円高になる。

なるほど、という感じです。

失われた20年の最も大きな要因は円高。
東京と地方の格差の原因も円高。
ホワイトカラー(東京)は工場が海外に移転しても仕事があるが、
ブルーカラー(地方)は工場が海外に移転すれば仕事がなくなる。

円高が諸悪の根源、という話です(笑)。
あ、(笑)はいらないですね…。
いずれにしても、円高が是正されればいろいろなところでよい影響がある、
というのは事実だと思います。

政府、日銀の介入のせいで、政府がお金をばらまいても長期金利が上昇しなくなった。
通常であれば、ばら撒きをすると国債の発行が必要になり、
供給が増えるので価格は下落、金利は上昇するはずだが、
長期金利の警戒警報の電源が切れている状態。

過度の調整により市場が機能していない、
ということですね。
なるほど、と思いました。

円安対策に「為替プレミアム料の諸外国への援助」
オプションのプレミアム料をODAで援助する、というアイディア。
これにより、大量の円を貸し出し、諸外国が直物でドル転すると円安になる。
オプションが保険になるので、返済時のレートで損をすることはない。

上から目線で申し訳ありませんが、これはナイスアイディアですね。
返済時には円転することになると思いますが、
目先の方向感としては非常によい着眼点だと思います。

日本は外貨建ての借金がないので、円安になっても困ることはない。
日本の経常黒字の源泉は所得収支であり、貿易収支は赤字。
円安要求をすることに何ら問題がない。

ここは日本の特殊性かつ、優位性がある部分だと思っています。
外貨建ての借金がない限り、日本が復活する可能性はまだまだあると思っています。

何気に、とても勉強になる、いい本でした。
藤巻さんかっこいいです(笑)。

なぜ日本は破綻寸前なのに円高なのか
★★★★

星の基準
★★★★★ 手元に置いて何度も読み返したい名著 買って配りたい
★★★★ また読みたい、いい本。他人に勧めたい
★★★ よい本だった。また読むかは微妙。
★★ 読む価値のある部分もあるが…。また読むことはなさそう。
★ 時間の無駄だった。