こんばんは、最近読む小説はもっぱら東野圭吾になっている、ジョージ滝川改め、ケーゴ東野@~マイレージ・クレジットカード~ マネーテクニック!です。

というわけで、東野圭吾アゲイン、「幻夜」です。

相変わらず、東野圭吾はすごいですね。
読んでいて、何度か背筋がぞくっとしました。

物語は、阪神淡路大震災の頃から始まります。
震災のドサクサで人殺しをした男と、その現場を見ていた女の話です。

以下、ネタバレを含みますのでご注意下さい。


それにしても、やはり東野作品はあっと驚く、期待を裏切る、というか予想できない展開がすごいですね。
特にすごいと思ったのは、美冬が偽者であったこと、そして、雅也をも単に利用していたに過ぎなかったことです。
他にも、読んでいて、あまりの衝撃にページを戻って確認したり、という場面が何度かありました。

でも、個人的に最後はかなり残念に思いました。
美冬が絶対的に魅力的である、ということが大前提になると思うのですが、終盤でアメリカでの整形を終えて帰ってきた美冬に対して旦那が抱いた感想を考えると、美冬がどれほど魅力的なのか正直うまくイメージできませんでした。
雅也も、拳銃をぶっ放すのではなく、生きて復讐をする道を選んだ方がまだマシだったように思います。
まぁ、他にもツッコミどころはたくさんあるのですが、それ以上に読ませる文章として成立していると言えるでしょう…。

そして、この幻夜最大の謎解きは、新海美冬の正体です。
つまり、新海美冬の正体は、白夜行の主人公、唐沢雪穂だ、というものです。
これは、そうともとれるし、全く別の話として読むこともできる、という、ちょっと曖昧さを残したものではありますが、ほぼ間違いないと思います。

下記のサイトで非常に詳しく検証されていますので、興味のある方は見てみてください。

・東野圭吾さんのファンサイト/御託をもうひとつだけ/幻夜は白夜行の続編か!?

ちなみにこの「幻夜」、最近、深田恭子主演でドラマ化されたそうです。
WOWOWということで見ることができませんでしたが、DVDが出ているようです。
見てみたいですね。

幻夜
★★★★

星の基準
★★★★★ 手元に置いて何度も読み返したい名著 買って配りたい
★★★★ また読みたい、いい本。他人に勧めたい
★★★ よい本だった。また読むかは微妙。
★★ 読む価値のある部分もあるが…。また読むことはなさそう。
★ 時間の無駄だった。