こんばんは、読書大好き、ブックス滝川@マネテク!です。

先日、電車待ちの時間を利用して職場の近くの本屋に寄ったところ、「文庫X」という例の企画の中身ということで紹介されていたので購入しました。

調査報道の第一人者によるノンフィクション

内容は、栃木県と群馬県の県境付近で発生した5件の幼女誘拐事件についてのノンフィクションです。
著者の清水潔さんは、いわゆる調査報道の第一人者と言ってよいと思います。
桶川ストーカー事件では警察よりも先に犯人にたどり着くなど、良い意味でとんでもない人です(笑)。

グイグイ引き込まれる

実は私は栃木県出身なので、事件が発生した足利市あたりも多少は土地勘があります。
そんな事情もあって読み進むにつれて止まらなくなり、購入翌日には読了しました。
まさに、グイグイと引き込まれる文章でした。

事件の真相を明らかにするとともに、警察・検察の闇も明らかに…

足利事件が冤罪だったのは知っていましたが、これが連続事件の一部だったとは知りませんでした。
また、冤罪のまま死刑が執行されているケースは、本書で触れられている事件はもちろん、他にもいくつも存在するであろうことは容易に想像できます。
それにしても、検察や警察は絶対的な正義ではなく、ただの人なのだということを思い知らされました。

事件は未だ解決していない

また、いわゆるルパンについて、おそらく警察は再度事件を起こさないよう徹底的にマークはしていると思いますが、逮捕することはないと思われます。
検察や警察も、徹底的に過去の過ちを調査して膿を出しきるべきだと思います。
と考えていると思い出されるのは、
ごめんなさいが言えなくてどうするの!
という被害者のお母さんの言葉です。

まとめ:超オススメ

まだ読んでいない、という方にはぜひ読んで頂きたい本です。
今年読んだたくさんの本の中でも5本の指に入る良書だと思います。
自信を持って、オススメです!

殺人犯はそこにいる
★★★★

星の基準
★★★★★ 手元に置いて何度も読み返したい名著 買って配りたい
★★★★ また読みたい、いい本。他人に勧めたい
★★★ よい本だった。また読むかは微妙。
★★ 読む価値のある部分もあるが…。また読むことはなさそう。
★ 時間の無駄だった。